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ロードバイク乗り9年目の僕がおすすめする「自転車まんが」

ロードバイクに乗ってもう9年目の僕です。最近は全然乗ってないのですがこの春を境にまたロードバイクに少しずつ乗ろうかと思っています。

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さて、そんな2017年ですが、いま自転車漫画が原作のアニメが3本放送されてます。

同じ時期、同じクールで自転車、それもロードバイクが題材のアニメが3本も放送されてるのってはめちゃくちゃ珍しいと思います。過去にこんなことあったかな?と、私は大阪在住ということを付け加えておきます。


放送されてるのは

弱虫ペダル NEW GENERATION

・ろんぐらいだぁす (2016年10月から放送開始)

南鎌倉高校女子自転車部

の3本。

1.弱虫ペダル NEW GENERATION 


 

弱虫ペダルはこれで3シーズン目。インターハイが終わって3年生が引退して代替わりをする物語。ただ3年生が引退するだけでは危機感が薄いと思ったのか、巻島先輩がいきなりの海外留学…同じ、クライマーの小野田くんがすごく落ち込むんすよね。ここからの成長に期待ですな。あとスカシと赤いチビも色々悩みながら成長する過程を楽しみたいと思います。まあ、原作ですでに知ってるのだが。(最新は48巻2017年1月6日発売)

yowapeda.com

 

 2.ろんぐらいだぁす 


 

 

 もともとは同人誌の『LONGRIDERS』で掲載されていた作品。ブルベの一種、フレッシュに出場するまでの女子大学生5人の物語。

たしか、僕が名古屋在住の頃にブルベに出ていてその頃にこの同人誌の存在をしって何号か購読した覚えが。その時にはあまり印象になかったんだけど、アニメ化されるまで人気がでていたとは…ただ、昨年の10月から放送が開始されていますが諸事情でとびとびみたいですね。

サンテレビだと11話が2月18日、12話が2月25日のどちらも26:00からの放送が決定していますね。主人公は運動音痴なのでガチガチなロードレーサーの物語ではないのであしからず。

 

anime-longriders.com

 

3.南鎌倉高校女子自転車部 


 

通称「みなかま」、僕は「ろんぐらいだぁす」よりもこっちのコミックスを読んでましたわ。長崎から鎌倉に引越してきた自転車に乗るのが苦手な主人公、舞春ひろみが女子自転車部に入部してロードバイクやレースなどを楽しみながら成長するって物語です。

高校で女子自転車部があるのがちょっと珍しいですよね。たしかコミック原作版では女子自転車部って休部か廃部になっていて、ひろみやその友達によって復活した記憶があるんですが。読み直してみよっ~と!

 

minakama-anime.jp

さて、ここからが本題

というわけでここからが本題。僕のおすすめするロードバイク漫画なんですが、上記の中には1本しかないんですよね。それは「弱虫ペダル」(通称:弱ペ)。もともとのロードバイク乗りにはあまり評判が良くないのですが、高校生や大学生などの若年層にロードバイクというスポーツの存在を知らしめたのと「がんばればいいことがある」という少年漫画のエッセンスを詰め込んでます。

まあ、京都伏見の御堂筋線くんとか箱根学園の泉田のようなキャラは現実離れしすぎ。アニメですから…w

 

 1.シャカリキ | 熱血すぎる主人公とストーリーは曽田正人の原作 


 

め組の大吾』の原作でも知られる曽田正人氏の熱血ロードバイク漫画。この主人公の野々村輝の一途さと熱血すぎるところは『め組の大吾』の主人公、朝比奈大吾に通じるところがあるなー。シャカリキの主人公の野々村輝(愛称、てる)が関西から引越してきた「坂の町」で激坂の二番坂、一番坂を自転車で攻略して「坂バカ」になり、その後自転車競技の世界で活躍する話しを描いています。

とにかく、一旦決めたらそのまま突き進むというテルの行動にハラハラドキドキしながらその結果に一喜一憂したものです。1992年~1995年に連載されていたのですが、この時期に「ロードバイク」を題材とした漫画がなく、またその描写やロードレースの舞台裏などについても取材がよくされていて、そういったことも高評価されています。

原作コミックスは全巻読みましたが、2008年に劇場版が製作・公開されているとは知りませんでしたよ。

 2.のりりん 


 

実はこれが一番、個人的にはおすすめなんです。ただ、原作者の「鬼頭莫宏」氏の名前を聞くと敬遠する人がいるのも事実。「鬼頭莫宏」氏の作品はダークな作風が得意なのでその影響かと…確かにこの『ののりん』の主人公の丸子一典(のり)の自転車嫌いっぷりは相当なもんなのですよ。

しかし、クルマ好き・ドライブ好きの一典が免停を食らってしまって、通勤手段を自転車にするところから物語がスタート。友人知人、片思いされる女子も巻き込んで、徐々に自転車にハマってついにはレースに出場するまでのプロセスが、「鬼頭莫宏」氏の独特のダークさと相まって面白く展開されていきます。

のりのこだわりや偏屈さも相まって楽しく読めますよ。自転車嫌いから自転車好きになるというポイントも他のロードバイク漫画にないのでより楽しめますわー。

2009年から2015年までの連載で単行本は11巻です。

 

さて、おすすめの自転車まんがを読み直して春までのモチベーションアップでもしまーす!

 

ほな!